ひっそりと佇む歌碑~万葉歌碑(狛江市)~
5月23日は、三多摩エンジョイ倶楽部の企画で、
狛江市を散策してきました。
水神社の後、
これまた当初予定にはなく、
偶然に観つけたのが、「万葉歌碑」です。
水神社と共に、
狛江市ひっそりシリーズとでも
申しましょうか。
しかしこの歌碑は、
なかなか凄いものだったりするのです。
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『万葉集』巻14の東歌の一首
「多摩川に
さらす手作り
さらさらに
何そこの児の
ここだ愛しき」
が刻まれた歌碑で、
寛政の改革を行った、時の老中
「松平定信」の揮毫になります。
一度洪水によって流失。
大正時代に松平定信を敬慕する
渋沢栄一らと狛江村の有志らが協力して、
大正13年(1924)、
旧碑の拓本を模刻して新碑が建てられました。
狛江市中和泉4-14
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こういった偶然の発見というのも、
散策の愉しみのひとつですよね!
☆★
多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』
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