ひっそりと佇む歌碑~万葉歌碑(狛江市)~

感動野郎

2015年06月01日 14:24

5月23日は、三多摩エンジョイ倶楽部の企画で、
狛江市を散策してきました。


水神社の後、
これまた当初予定にはなく、
偶然に観つけたのが、「万葉歌碑」です。




水神社と共に、
狛江市ひっそりシリーズとでも
申しましょうか。

しかしこの歌碑は、
なかなか凄いものだったりするのです。


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『万葉集』巻14の東歌の一首

「多摩川に
さらす手作り
さらさらに
何そこの児の
ここだ愛しき」

が刻まれた歌碑で、

寛政の改革を行った、時の老中
「松平定信」の揮毫になります。

一度洪水によって流失。

大正時代に松平定信を敬慕する
渋沢栄一らと狛江村の有志らが協力して、
大正13年(1924)、
旧碑の拓本を模刻して新碑が建てられました。

狛江市中和泉4-14

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こういった偶然の発見というのも、
散策の愉しみのひとつですよね!


☆★

多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』

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