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2013年12月22日

中世の武蔵一宮~小野神社(多摩市)~

12月14日は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
多摩センターのイルミネーションを観て来ました♪


昼間はオプションツアーで、多摩市内を散策。


最初に訪れたのは、「小野神社」です。



*****

小野神社の起こりは古く八世紀中頃とも言われ、
中世には武蔵国衙(こくが)に近在する筆頭の神社、
武蔵一宮であった。
武蔵国開拓の祖神である「天下春命(あめのしたはるのみこと)」
を主神として御奉祀申し上げて居る由緒ある神社。

*****

隋神門も素晴らしかったですが、
使拝殿及び本殿の鮮やかな朱色が印象的でした♪




小野神社(多摩市)


☆★

多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』
  


  • 2013年12月22日

    一ノ宮の渡し跡(多摩市)

    12月14日は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
    多摩センターのイルミネーションを観て来ました♪


    昼間はオプションツアーで、多摩市内を散策。
    「小野神社」参拝後、一度また聖蹟桜ヶ丘駅方面に戻ります。

    その途中にあったのが、「一ノ宮の渡し跡」です。

    昔、多摩川にはいくつか存在した「渡し場」。

    多摩市一ノ宮と向かい側の府中市四谷とを、
    結んでいたのが「一ノ宮の渡し」です。
    昭和12年に「関戸橋」が架かるまで存在していたようです。




    左のモニュメントは、
    一ノ宮の由来である大国魂神社の祭りにちなんだものとか。


    そのモニュメントの下に置かれて(埋めて)あったのが、
    「明治時代の水量標識」です。




    当時は、この付近一帯は、神奈川県でしたので、
    「神奈川縣廳(神奈川県庁)」と刻まれているのが分かります。

    ただ、厳密には当初設置されていた場所ではなく多少移動しているとのこと。


    ☆★

    多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』
      


  • 2013年12月22日

    ジブリ映画「耳をすませば」ツアー~聖蹟桜ヶ丘(多摩市)~

    12月14日の、三多摩エンジョイ倶楽部のイベント。
    昼間のオプション散策ツアーは、
    当初の予定を大幅に変更しました。


    予定にはなかった散策ルート。
    それが「耳をすませば」ツアーです。

    聖蹟桜ヶ丘は、ジブリ映画「耳をすませば」の
    町並みのモデルになった街でして、
    もう街をあげてそれを宣伝しております。

    何せ、聖蹟桜ヶ丘駅の電車接近のメロディがまず、
    主題歌の「カントリー・ロード」なんです。


    西口には、猫の男爵バロンがいる「地球屋」をモチーフにした、
    「青春のポスト」なるオブジェがありました。




    ファンと地元の有志が「耳をすませば」に、
    オマージュを捧げる形で作ったそうです。


    そしてしばらく歩いて行くと、
    あの有名な!?映画のスポット満載の「いろは坂」が!




    いやいや、まさに「いろは坂」!
    歩行者用に、坂を短縮できる、かなり急で、長い階段もあります。
    主人公・雫が昇り降りするシーンがあります。
    ちょっと階段は、写真撮り忘れました・・・。


    そして「金比羅神社」です。




    この神社は、野球部の杉村が、雫に告白した場所です。

    そんなこともあってか、
    境内には、「恋おみくじ機」なるものがありました。




    そして、またしばらく歩いて行くと、
    「地球屋」のあったロータリーがあります。




    実際には「地球屋」は勿論、そのモデルになった建物もありません。

    しかし、モデルになったと言われるお店は、
    やはり聖蹟桜ヶ丘にあるそうです。
    「珈琲店 邪宗門」というそうです。

    因みにその喫茶店の近くに、
    宮崎駿監督と高畑勲監督を輩出した、
    「日本アニメーション本社スタジオ」があります。


    ☆★

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  • 2013年12月22日

    歴史新発見!関戸城跡~原峰公園(多摩市)~

    12月14日の、三多摩エンジョイ倶楽部のイベント。
    オプションで、当初の予定になかった、
    「耳をすませば」ツアーを行なったのですが、
    これが想わぬ歴史新発見という展開になりました。


    いろは坂を登ったあたりにあったのがこちら。




    そうなんです!
    新田義貞率いる反幕府軍と、北条泰家率いる鎌倉幕府軍が戦った、
    「関戸の戦い」の舞台となった場所なんです。

    関戸の戦いは、
    あの「分倍河原の戦い」の翌日に行なわれ、
    反幕府軍が勝利し、その6日後に鎌倉幕府が滅亡しました。

    まさに関戸城(砦)は、
    鎌倉幕府の「北の最前線基地」という重要な拠点だったのです。


    そして、ジブリ映画「耳をすませば」で、
    「地球屋」のあったロータリーのモデルとなった場所の近くにあるのが、
    「原峰公園」です。




    ここは結構広い公園で、梅や桜の名所でもあるようです。
    その公園には、関戸城の土塁と想われる場所もありました。




    関戸城とは関係ないと想われますが、
    木橋が架かっていて、何となく雰囲気があります。





    関戸城とはちょっと離れて・・・。

    公園内に「ゆう桜ヶ丘」というコミュニティセンターがあるのですが、
    そこの時計が非常に素晴らしかったです。



    ちょっとジブリっぽいかも!?


    ☆★

    多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』
      


  • 2013年12月22日

    多摩市唯一の真言宗豊山派のお寺~観音寺(多摩市)~

    12月14日の、三多摩エンジョイ倶楽部のイベント。
    お昼に行なったオプションツアー。
    ここからはまた予定通りに戻ります。


    「原峰公園」のある小山を降り、
    都道18号線(通称:鎌倉街道)沿い近くにあるのが、
    「観音寺」です。



    写真の通り、見た目は正直民家みたいな感じですが、
    かなり由緒あるお寺のようです。

    *****

    建久三年(1192)後鳥羽天皇の御代、
    唐僧が聖観世音菩薩を草庵に安置したのが、はじまり。
    古くは、『関戸観音堂』と呼ばれ、関戸の人々に信仰された。
    また、親しみを込めて『関戸の観音さま』と呼ばれる。

    関戸の戦いで戦死した、横溝八郎、安保入道父子
    精霊の位牌を、大切にお祀りしている。

    5月16日には、戦いで亡くなった兵士のために供養を行っている。

    *****

    さらに、旧関戸村の名主・相沢家一族の墓もあります。
    特に、「相沢五流・伴主親子」は、
    江戸時代後期に活躍した文化人です。

    相沢五流:三多摩初の法眼位を獲得した狩野派の絵師
    相沢伴主:いけばな「允中流」創始者


    そして、せきど観音本尊写し「なで観音」なるものが。




    せきど観音 観音寺(多摩市)


    ☆★

    多摩地区を散策などで愉しむサークル『三多摩エンジョイ倶楽部』