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2011年09月28日

太宰治先生・森鴎外先生のお墓参り~禅林寺(三鷹市)~

23日(金・祝)は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
『文学とジブリの街 三鷹散策ツアー!』をしてきました。
4年目を迎える三多摩エンジョイ倶楽部ですが、何と三鷹市初上陸です!

まず最初に「禅林寺」へ。
ここには、太宰治先生と、森鴎外先生のお墓があります。



当日は<秋分の日>という事もあり、
お墓参りの方々が結構おられました。

こちらが、太宰治先生のお墓です。



*****

太宰治と三鷹市

昭和14年1月石原美知子と結婚、
同年9月より府下三鷹村(現・三鷹市)下連雀の借家に住み
終生の住まいとする。
三鷹入居の頃は「駈込み訴え」「女の決闘」「走れメロス」など
平明な名品を生み出している。
「ヴィヨンの妻」「父」「おさん」「桜桃」「家庭の幸福」など
三鷹での生活を素材とした作品も継続して残した。
「人間失格(第1回)」を発表した直後、
39歳の誕生日を目前にした昭和23年6月13日、
山崎富栄と共に玉川上水に身を投じた。
作品の7割は三鷹市で生み出されたと言われている。

*****

太宰先生は、「花吹雪」という小説に、
森鴎外先生の眠る禅林寺への憧れを書いています。

『私の骨もこんな綺麗な墓地に埋められたら、
死後の救いがあるかもしれない』

と、綴っています。
それを知っていた奥様が、
禅林寺さんにお墓を建てたいと申し出たのですが、
檀家から大反対にあったそうです。
当時飲み水として利用されていた、
玉川上水で入水自殺したのが理由と考えられます。
しかし住職さんが、
『死ねば仏』と、お墓を立てることが出来たそうです。


さてこちらは、森鴎外先生のお墓です。



*****

遺言により墓には一切の栄誉と称号を排して、
「森林太郎ノ墓 」とのみ刻された。
当初は向島弘福寺に埋葬されましが、
関東大震災後、東京都三鷹市の禅林寺と、
津和野町の永明寺に改葬されました。

*****

禅林寺というともう一つ。
実は私も大好きな俳優、
「松田優作」さんの告別式が行われたお寺さんなのです。


禅林寺(三鷹市)


(つづく)


☆★

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  • 2011年09月28日

    ハイセンスなカフェ~DAILIES CAFE(三鷹市)~

    23日(金・祝)は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
    『文学とジブリの街 三鷹散策ツアー!』をしてきました。
    4年目を迎える三多摩エンジョイ倶楽部ですが、何と三鷹市初上陸です!

    ランチでお邪魔したのは、「DAILIES CAFE」。
    インテリア雑貨屋「DAILIES」併設のcafeです。
    隣のcafe王国吉祥寺のお店にも負けず劣らずの、
    ハイセンスなcafeでした!



    インテリア雑貨店のお店らしく、
    テーブルもそれぞれ違い、
    ソファなどもあります。
    店内は結構広いのですが、
    席数を減らしてあるためか、隣などを全く気にすることなく、
    ゆったりと贅沢に刻を過ごせます。
    因みに私たちのテーブルはこんな感じです。



    料理に関しても申し分なし!
    私が食したのは、「本日の雑炊(セット)」。



    野菜たっぷり!で、ボリュームも結構あるし、
    何より様々な野菜のエキスがコラボした、
    スープがメチャ美味しかった♪
    できればペットボトルに入れて持ち帰りたかったほど。

    食事後は、インテリア雑貨の方をちょっとブラブラ。
    これがまた観てて飽きないほど、
    家具類~バッグ~ステーショナリグッズなど、
    様々な種類の、ハイセンスなものが揃ってました。


    DAILIES CAFE(三鷹市)


    (つづく)


    ☆★

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  • 2011年09月28日

    太宰治先生の文字って・・・!~太宰治文学サロン(三鷹市)~

    23日(金・祝)は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
    『文学とジブリの街 三鷹散策ツアー!』をしてきました。
    4年目を迎える三多摩エンジョイ倶楽部ですが、何と三鷹市初上陸です!

    次に向ったのは『太宰治文学サロン』です。
    太宰先生が通った伊勢元酒店の跡地に、
    没後60年と翌年2009年の生誕100年を記念して、
    2008(平成20)年3月、開設されました。



    貴重な原稿やパネル展示などがあります。
    しかし太宰先生は綺麗な字だったのですね。
    原稿の字は、いわゆる“なぶり書き”ではなく、
    楷書で丁寧に書かれているのに驚いた。

    ちょっと館内は狭いですが、
    当時の三鷹の街の様子も分かるパネルなどもあり、
    そういう観点からも愉しめるかと想います。
    入館料も無料です!


    太宰治文学サロン(三鷹市)


    (つづく)


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  • 2011年09月28日

    笑顔が自然と溢れる夢の森~三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)~

    23日(金・祝)は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
    『文学とジブリの街 三鷹散策ツアー!』をしてきました。
    4年目を迎える三多摩エンジョイ倶楽部ですが、何と三鷹市初上陸です!

    次に向ったのは、
    本日のメインイベント『三鷹の森ジブリ美術館』です。



    入るとすぐにトトロが受付で出迎えてくれます。
    (実は偽の受付)



    館内はこれまたいろいろな仕掛けがしてあって、
    まるで迷路のように、階段や廊下が交差してます。
    残念ながら館内は撮影禁止です。
    唯一撮影が可能な屋上庭園には、
    ジブリ美術館の守り神として、
    あの「ロボット兵」がそびえ立っています!
    さらに奥に進むと「要石」も!



    ネコバスルームは小学生以下限定なので、入ることができません。
    あ~羨ましい!!
    しかし!
    ネコバスの車内(猫内!?)を再現した部屋には入れるのです!
    窓にはあの風景の絵が・・・。
    椅子はフワフワだし!
    もう最高♪

    最高と言えば。。。
    この美術館でしか観れない、
    短編映画も上映されています!

    そして嬉しいことにこの日の上映映画は、
    『めいとこねこバス』!!!
    『となりのトロロ』の続編的な映画(14分)です!
    子猫のネコバスや、お婆ちゃんネコバス。
    そしてゲスト出演で・・・!
    まぁこれ以上は語るのをやめておきましょう(笑)
    しかし本当にめいちゃんは可愛い♪
    なんかあの子の笑顔を観ると心が洗われる・・・。

    それ以外にもいっぱい書きたいことあるんだけどな。。。
    とにかく館内に入ったら、一度深呼吸して、
    子供の時の感覚を想い出して、
    想い切り愉しんじゃいましょう♪


    三鷹の森 ジブリ美術館(三鷹市)


    (つづく)


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  • 2011年09月28日

    大正ロマン溢れる洋館~山本有三記念館(三鷹市)~

    23日(金・祝)は、三多摩エンジョイ倶楽部のイベントで、
    『文学とジブリの街 三鷹散策ツアー!』をしてきました。
    4年目を迎える三多摩エンジョイ倶楽部ですが、何と三鷹市初上陸です!

    次に向ったのは、『山本有三記念館』です。
    昭和11年~21年まで、
    山本有三先生が実際に家族と過ごされた家が、
    記念館としてそのまま利用されています。



    *****

    山本有三

    東京帝国大学独文学科在学中に、
    文芸雑誌「新思潮(しんしちょう)」の創刊に参加。
    同大学卒業後の1920年に、
    戯曲「生命の冠」でデビューを果たす。
    その後、第一高等学校 (旧制)時代の同級生であった、
    菊池寛や芥川龍之介などと「文芸家協会」を結成。
    内務省の検閲批判や著作権の確立に尽力する。
    戦後は貴族院勅撰議員に就任し、
    国語国字問題に取り組む。
    1947年の第1回参議院議員通常選挙で当選を果たし、
    約6年間、参議院議員を務めた。
    1965年に文化勲章を受章。

    代表作:『女の一生』『路傍の石』『真実一路』『米百俵』

    *****


    記念館の裏の庭園は、「有三記念公園」として、
    一般に無料で開放されています。
    その庭園も含めると、敷地面積は何と1171坪!
    庭園側から観た洋館の姿がこれです。



    入館料は300円。
    フラッシュNGで写真撮影が可能です。
    中には当時そのままの家具調度品や、
    山本先生愛用の物などがズラリ!



    私がすごく気になったのがこれです。
    <文士寄せ書き扇(レプリカ)>



    山本有三先生は勿論、
    井上正夫先生
    久米正雄先生
    谷崎潤一郎先生
    小山内薫先生
    菊池寛先生
    といったお歴々の方々のお名前が!
    寄せ書きが書かれたのが、
    森鴎外先生の没後8日目というのも興味深いです。

    ステンドグラス窓も素敵です♪



    記念館敷地の入り口付近には、大きな石が!



    *****

    名作を記念する“路傍(ろぼう)の石”

    小説「路傍の石」執筆当時の昭和12年、
    有三は中野旧陸軍電信隊付近の道端で、
    この大きな石を見つけ、
    この家の裏庭に運び込んだと伝えられています。

    *****


    山本有三記念館(三鷹市)


    (つづく)


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